「歴史行路」の小説

西山 ガラシャ(にしやま がらしゃ)

●掲載作品

渡りゆく ~皇女和宮様ご一行~
幕末。皇女和宮の中山道ご通行支援で、荷物運搬の人手が足りず、てんやわんやの尾張。変人で切れ者の代官、岡田喜太郎は自ら混乱の中へ飛び込んでいき、類まれなる「計算力」で解決に挑む。大仕事を終えた喜太郎のもとに届いたものは?

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貸本あります
「人と本」、「人と人」をつなぐ貸本屋大惣は名古屋の城下町にある。絵師になりたい十一歳の小田切伝之丞は、貸本屋で五十六歳年上の高力猿猴庵と出会った。猿猴庵の弟子にしてもらった初日、伝之丞は夜の見世物小屋に連れて行かれた。絵師が心の目で見たものは何か、出会いから十年以上のちに判明する。師弟愛を描いた物語。

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●プロフィール

西山 ガラシャ(にしやま がらしゃ)
1965年名古屋生まれ。2015年『公方様のお通り抜け』で第7回日経小説大賞を受賞。時代小説のほか、歴史コミックの原作も手がけています。
好きな時代は、江戸から明治のはじめ。史跡めぐり、美術館・博物館が好き。

 

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