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第7回日経小説大賞受賞作!
『公方様のお通り抜け』配信!

西山ガラシャ『公方様のお通り抜け』

新着第3位獲得!(Kindleストア/歴史・時代小説カテゴリーランキング)

公方様のお通り抜け公方様のお通り抜け
西山ガラシャ・著 ¥583

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「公方様を驚かせたい!」
テーマパークの原点は、江戸時代の戸山(現:東京都新宿区)にあり!
楽しさ満載のワクワク歴史ワールドへようこそ!!

【あらすじ】

尾張藩屋敷奉行の拝郷弾蔵は、突然の報せに頭を抱えた。
藩自慢の庭園を観るため、十一代将軍・徳川家斉が御成になるというのだ。
一方、弾蔵御用達の大百姓・外村甚平は、ここが書き入れ時とばかりに算盤を弾いていた。
不興を買って切腹打首にならないよう、金も労力も惜しまず庭園大改造に知恵をしぼる弾蔵と甚平、戸塚村の村人たち。
「突然水量が増える瀧」「からくり仕掛けの洞窟」「小田原宿を模した宿場町」などの仕掛け作りにトライ&エラーが続く。
そしてついにやって来た御成当日――。
サプライズを与えるべく造り上げたアトラクションに、はたして将軍・家斉は喜んでくれるのか?
それとも、弾蔵と甚平は切腹打首になってしまうのか?
究極の「おもてなし」を描いた第7回日経小説大賞受賞作!

外村甚平……お金もうけの方法ばかり考えている戸塚村の百姓で、尾張徳川家に御用聞きとして出入りしている。
拝郷弾蔵……戸山屋敷奉行。心配性で、自分を運のない男だと思い込んでいる。
徳川宗睦……尾張徳川家九代藩主。還暦を過ぎてから江戸定府。客を招くのが大好き。
徳川家斉……江戸幕府第十一代将軍。大奥に入り浸りで、質素倹約が大嫌い。未知をもとめて尾張徳川家の戸山下屋敷に御成を思いついた。
権太郎……酒癖の悪い瀧造りの名人。

【著者略歴】

西山ガラシャ(にしやま がらしゃ)
1965年、名古屋生まれの名古屋育ち。
本作『公方様のお通り抜け』にて第7回日経小説大賞を受賞。ほかに『小説日本博物館事始め』がある。

公方様のお通り抜け

公方様のお通り抜け
西山ガラシャ・著 ¥583

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