うるっと泣ける! あははと笑える! 連作時代小説!
一巻目『ぞろっぺ侍』、ベストセラー第2位、新着第1位獲得!
二巻目『流され侍』、ベストセラー第3位獲得!
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人気爆発、剣客人情時代小説、第三弾!
『居残り侍 朝露の楽多郎[三]』
芦川 淳一・著 ¥551
【あらすじ】
弱き者に両手を合わせられたら、断れぬ!
一見のらくらだが、実は天下無双の凄腕!
居眠りしていた楽多郎の目が覚めると、そこは品川の旅籠だった。
起こしに来た遊女の小春が言うには、連れが朝酒に誘っているらしい。
そう言えば、昨日ゴロツキに絡まれていた小間物問屋の主・徳兵衛を救って、老舗の木崎屋でお礼の酒食にありついたのだった。
徳兵衛とふたりで朝酒を呑みながら、料理をつまんでいたのはいいが、まさか徳兵衛の巾着の中身はスッカラカン。
仕方なく楽多郎が人質となり、付き馬の佐平とともに帰らせたはいいが、一体どうしたのか、ふたりとも行方知れずに……。
しかも、徳兵衛の勘定が終わるまで楽多郎は宿から出られなくなり、行灯部屋の厄介者になってしまう。
そんな楽多郎に使用人や遊女たちから、次から次へと珍妙な問題が持ち込まれて――。
びっくりドッキリな雲行きを、バッサバッサと快刀乱麻!
想像を絶する面白おかしい迷裁きで、珍事件をスパッと落着!!
※「色里の侍」より
【登場人物】
残楽多郎……掴み所がないが、愛嬌はある浪人。ご飯と昼寝が好きな、剣の遣い手でもある。
小春……品川宿に立つ老舗旅籠「木崎屋」の遊女。楽多郎が気になっている。
徳兵衛……日本橋にある小間物屋の主人。破落戸に絡まれていたところを楽多郎に救われる。
紋七……「火縄の紋七」と呼ばれる岡っ引き。女房のおよしは髪結。
友成恭一郎……北町奉行所の定町廻り同心。紋七に十手を預けている。
珍問奇題もスパッと解決! 美味い御飯と旨い酒肴にめっぽう弱く、居眠りが玉に瑕。
えも言われぬ人の良さで周りを惹きつける、流、もとい、残楽多郎、ここに再三登場!
「色里の侍」「奇妙な客」「神隠し」「朝焼けの街道」の4話を収録。
【著者略歴】
芦川 淳一(あしかわ じゅんいち)
1953年、東京都生まれ。
早稲田大学文学部卒。
出版社勤務を経て、作家デビュー。
『包丁浪人 ぶらぶら長屋始末帖』が、初めての時代小説となる。
主な人気シリーズに、「似づら絵師事件帖」「おいらか俊作江戸綴り」「うつけ与力事件帖」「同心七之助ふたり捕物帳」がある。
『居残り侍 朝露の楽多郎[三]』
芦川 淳一・著 ¥551
【シリーズ既刊】
『ぞろっぺ侍 朝露の楽多郎[一]』
芦川 淳一・著 ¥551
『ぞろっぺ侍 朝露の楽多郎[一]』
芦川 淳一・著 ¥551
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