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『焦土の恋: 〝GHQの女〟と呼ばれた子爵夫人』
橘 かがり・著 ¥572
占領下日本の政争に利用されたスキャンダル!
【あらすじ】
民主主義を標榜し、財閥解体、平和憲法を推進するGHQ民政局のケーディス大佐。対立するウイロビー率いる参謀二部(G2)と日本の保守派陣営。
昭和21年1月、子爵夫人鳥尾鶴代はGHQ将校を慰問するパーティに誘われた。
「お国のため是非に」と懇願され列席した鶴代は、運命的な恋に陥る。相手は、憲法改正や財閥解体を推し進める民政局のケーディス大佐。
だが、民政局と対立する参謀二部と日本の保守派がケーディス失脚を画策する。
恰好の標的とされた美貌の子爵夫人・鶴代の情念を描く戦後史小説の傑作。
GHQ内部ではどのような対立が繰り広げられていたのか? 日本の保守政治家たちは何を画策していたのか?
そして二人はどう立ち向かったのか? 昭和史に鋭い考察を与える著者が、敗戦直後の焦土と化した日本に芽生えた道ならぬ恋と昭和暗黒史に切り込む!
【著者略歴】
橘 かがり(たちばな かがり)
東京都出身。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒。
2003年「月のない晩に」で小説現代新人賞受賞。
2019年『判事の家』で松川事件記念松川賞運営委員会特別賞受賞。
著書に『判事の家』『焦土の恋 “GHQの女”と呼ばれた子爵夫人』『扼殺 善福寺川スチュワーデス殺人事件の闇』など。
近著に『女スパイ鄭蘋茹の死』(徳間文庫)がある。
『焦土の恋: 〝GHQの女〟と呼ばれた子爵夫人』
橘 かがり・著 ¥572
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