一世一元の詔が公布された日です。
慶応4年(1868年)9月8日のことでした。
慶応4年を明治元年に改元すると同時に、天皇1代に対し、元号を1つとする[一世一元の制]を定めた詔で、明治改元の詔ともいいます。
[一世一元の制]が定められる前までは、天皇の在位中でも、天皇の即位・祥瑞・災害・甲子(かっし)・辛酉(しんゆう)の年など、さまざまな理由により、天皇1代の間にしばしば改元されていました。
また、寛永や慶長のように、新天皇の即位があっても、変わらないこともありました。
新天皇が即位した日に、新しい元号を適用する[即日改元]が実施されています。
[平成30年(2018)10月23日]掲載