先人から預かっている日本の歴史と文化を我々の世代で失わないよう、過去、現在、未来の世界を繋ぐ架け橋となりたい――そのような想いからはじまった私どものほんの小さな取り組みが、ウェブサイトという目に見える形として、本日めでたく実を結びました。
振り返れば、1年半ほど前ひどくおぼろげだった本構想は、幾人もの有志からのお力添えがなかったならば、創刊はおろか、出発すら叶わなかったと容易に想像がつきます。
先行きの見えぬ我々の活動に、創作家、自治体、団体、企業など、多くの方よりご賛同を得られましたことは望外の喜びであり、活力の源泉となっております。皆様には、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
創刊当初しばらくは、小説や読み物など文芸中心となりますが、徐々に和食・民芸品・芸能・武術さまざまなジャンルへ範囲を拡げ、深め、わずかでも質の高い記事を世界中の方に届けられるよう精進してまいる所存です。
まだまだ力量不足の編集部であり、文字通り牛歩の運営ではございますが、どうか温かくお見守り下さいましたら幸甚に存じます。
ご支援ご厚情賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
平成二十七年六月一日
歴史行路編集部