本タイトルは、江戸時代後期に生きた曹洞宗の僧侶である良寛法師の言葉、「優游復優游 ゆうゆうまたゆうゆう」にちなんで、先生ご自身が名付けられた。
越後国の産で、生涯放浪の多かった良寛法師は、歌人でもあり、漢詩人でもあり、また書家でもあった。
故郷を同じくする作家の漫筆録。
第15話
光りを探す
何年か前に作家の仕事を「余白を埋めようとする病的な作業」と定義したことがあったみたいだ。
過去日記より。
→『光りの中にいる人はいくら光りを探してみても見つけることはできません』
平成29年(2017)3月2 日