ヒロインは十五歳
曲独楽の名人・四代目松井源水のじゃじゃ馬娘である、十五歳のお駒が大活躍する痛快時代小説、『つむじ風お駒事件帖』。
江戸市中で、次々と殺される香具師。目明しでもある源水は下手人を追うのですが……。
頑固でめげないヒロインのお駒の突進力は、事件に風穴を空けるのでしょうか?
大きな話題を呼んだ映画「武士の家計簿」の脚本をご担当された柏田道夫先生の魅力満載の時代小説を、書評家の細谷正充先生が読み解きます。
どうぞお楽しみ下さい。
⇒ 書物目利所 達眼老練の四〇〇字書評