揉め事、始末します
秘密にしたい不都合を代理で解決してくれる主人公を描く、「仕舞屋侍」シリーズ第四弾。
元御小人目付けの九十九九十郎は剣の達人にして、隠密探索の手練れ。
今では、揉め事を始末する「仕舞屋」を糊口をしのいでいる。
そんな九十郎のもとに、突然、少女が賄いとして雇ってほしいと訪れてきた……。
少女の目的は、いったい何にあるのか?
辻堂魁先生『仕舞屋侍 夏の雁』で触れる、人の心の綾。
どうぞ細谷正充先生の書評をお楽しみ下さい。
⇒ 書物目利所 達眼老練の四〇〇字書評