早見俊先生
『うつけ世に立つ 岐阜信長譜』
が選ばれました!
優れた歴史・時代小説を対象とするこの賞はこれまで数々の名作がノミネート・受賞されています。
最終選考会は2017年11月12日に福島県白河市で開かれます。
うつけ世に立つ 岐阜信長譜
早見俊 著
四六判上製/定価:本体2000円+税/徳間書店
破壊の魔王なのか、それとも優れた文化人なのか――。
乱世の真っ直中、落語や鵜飼などに興じた戦国の覇者織田信長が、天下布武の印に込めた思いとは、いったい何だったのか?
離縁した帰蝶、宿敵の斎藤龍興、落語の祖である安楽庵策伝らを通じて、信長自らが命名した岐阜で過ごした時を、かつてない視点で描く。