「真田合戦記」シリーズが絶好調の幡大介が、新たなシリーズを立ち上げた。それが本書だ。主人公は凄腕の老人三匹である。
作者は前半で、じっくりと物語の舞台を整え、一気に戦いへと突入する。にわか作りの砦での激闘。江戸から大仁戸藩へ向かう道中での死闘。そして藩での決戦。相次ぐチャンバラの連続は、疾風怒濤の面白さだ。
さらに、ラストで明らかになる財宝の正体も意表を突いている。リーダビリティ抜群の、痛快活劇なのだ。
〝真田合戦記〟シリーズはこちらです。
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作者は前半で、じっくりと物語の舞台を整え、一気に戦いへと突入する。にわか作りの砦での激闘。江戸から大仁戸藩へ向かう道中での死闘。そして藩での決戦。相次ぐチャンバラの連続は、疾風怒濤の面白さだ。
さらに、ラストで明らかになる財宝の正体も意表を突いている。リーダビリティ抜群の、痛快活劇なのだ。
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