引札収集棚

麻倉 一矢

刀剣屋真田清四郎

狐切り村正

麻倉一矢/著

レーベル:宝島社文庫
出版社:宝島社
刊行年月:2016年3月
価格:640円+税
判型:文庫

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「嘘のような真」がいっぱいの作品です

 大坂夏の陣の後、さなゆきむらの子が幕府の追跡を逃れて、おうしゅう家にかくまわれたことは意外に知られていません。
 伊達まさむねといえば、大坂どうみょうの戦いで幸村と激しく戦火を交えた相手、よもやと思う方も多いでしょうが、幸村の次男もりのぶをはじめ一男四女が伊達家重臣かたくらじゅうろうしげつなに引きとられ、三女うめは重綱の後室となり、次男守信の子孫は伊達家家臣となって幕末を迎えているのです。
 幕府に知られれば伊達家にもるいの及ぶ大胆不敵な行動に、奥州の覇者伊達政宗の男の意地が見てとれて、胸のすく思いです。
 このロマンあふれる話に刺激されて書いたものが本作品です。
 伊達家取りつぶしを画策する一部の幕府勢力と対決し、刀剣屋として新しい人生を模索する主人公せいろうの生きざまを、ぜひとも応援してください。

[平成28年(2016)3月31日]
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