※第1巻:期間/2017年9月2日〜6日の5日間連続(当日内での上下動はあります)。
『三匹の鬼 剣客子連れ旅[二]』
神谷仁・著 ¥551
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【あらすじ】
仇は剣友ではなかった⁉︎ ならば、誰が何のために?
人生を狂わされ、鬼と化した三人が目指すものとは?
愛する妻子の命を何者かに奪われ、仇討ち旅に出立してから八か月。
なんの手がかりも見いだせず、近頃あきらめかけていた虎之介は、賭場の用心棒として糊口をしのぐ毎日を過ごしていた。
そんなある日、多美と虎太郎を夢に見、あらためて志をまっとうすべく、高井戸宿を後にする決意を固める。
ふとした出来事がきっかけで、剣友探しの手伝いに加わった、荒くれ者の留吉と半次を引き連れて――。
かたや、城代家老草間の陰謀により国許を追われ、内藤新宿で身をやつしている竜吾郎は、秋月家が山形へと国替えとなったことを知り、一目だけでも妻子に会いたいと川鍋へ旅支度をはじめた。
他方、秋月家からお払い箱となったばかりか、命まで狙われる羽目になった聡十郎は、川鍋に縄張りを持つやくざ、小仙波一家の世話になっていたが……。
迫り来る討手を倒しつつ、それぞれの仇を追い求める三人の剣鬼。
そして、虎之介の帰りを待つお藤に、幼い夏生と竜吉。
運命の荒波に翻弄される者たちに、いつか幸せは訪れるのか?
歴史行路が初プロデュースした新人作家が贈る、徹夜必至の長篇チャンバラ時代小説!
【登場人物】
片岡虎之介……川鍋藩秋月家勘定方。一心無限流の遣い手。先祖が城主から拝領した大業物を腰にする。
加川竜吾郎……普請方。一心無限流の遣い手。顔が丸く、小太りで、走るのが苦手。
お藤……ふとしたことから、虎之介とともに旅をはじめた、わけありの女。
草間兵部……城代家老。脂ぎった顔をしている。
吉村聡十郎……草間の護衛。藩内で五指に入る、剣術の達者。
矢部又八……勘定方。虎之介より三歳上で、同じ役職にある。
山村主膳……江戸家老。三十代半ば。顎が張り、射貫くような目付きをしている。
宮部勘太夫……江戸留守居役。剣の腕に覚えがある。
大山権之助……普請奉行。眉が太く、無骨。
【著者略歴】
神谷 仁(かみや じん)
埼玉県生まれ。
本書『剣客子連れ旅[一] 竜虎の父』で鮮烈なデビューを飾る。
軽やかな文体、滑らかな展開、情味溢れる人物造形で、将来を大きく期待される逸材。
歴史行路編集部がプロデュースする初の作家でもある。
『三匹の鬼 剣客子連れ旅[二]』
神谷仁・著 ¥551
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【シリーズ既刊】
『竜虎の父 剣客子連れ旅[一]』
神谷仁・著 ¥551
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『天誅の光 剣客子連れ旅[三]』
神谷仁・著 ¥551
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