引札収集棚

楠乃 小玉
楠乃 小玉

織田信長と岩室長門守

楠乃小玉/著

出版社:青心社
刊行年月:2016年6月
価格:1,400円+税
判型:四六判

amazon.co.jpセブンネットショッピング

TSUTAYAオンラインショッピング楽天ブックス

洗脳戦の死闘

 この作品はのぶながきょうだん(プロパガンダ要員の忍者)であるいわむろながとのかみいまがわよしもとの響談であるふじばやしながとのかみとの宣伝戦を描いた作品です。岩室は今川義元が持っている武士らしい信念、質素けんやくの思想を逆手に取り「財政きんこうこそ国のかなめである」という空気を今川義元の領内に広め、デフレを促進させて今川方を弱体化させようとします。藤林は、織田領内に「改革こそ正義であり、古いシステムをすべて破壊することが改革だ」というミスリードを行い、織田信長の弟、織田のぶかつを洗脳し、「世の中を変えるために古いシステムをすべて破壊するのだ」というせんどうを行わせ、システムの破壊に賛同しない織田信長に「時代遅れの守旧派」というレッテルを貼って孤立化させようとします。派手なバトルではなく、本来の忍者の役目である洗脳戦の死闘を描いたのがこの作品です。

[平成28年(2016)6月23日]

[PR]